人生の分岐点(大学時代)

ヒストリー

大学に入学して最初の2年間

学部の単位と教職課程の単位の

卒業までに必要な単位数を

ほぼ取り切った事もあり

授業時間や課題も多く

推薦で入学した事もあり

中には授業について行く為に

あらかじめ予習したり友人に助けてもらい

休みの前日には夜勤のバイトをいれ

夜勤明けで友達と遊んだり

大学の友人と節約しながら旅行に行ったり

ライブ仲間と日帰りや泊まりで地方へコンサートを見に行って

毎日かなりなハードスケジュールでしたが

今まで親元でいろんなものに縛られて

やりたいことや好きなことを全然楽しめなかった頃に比べると

1日1日が充実し楽しい学生生活を送ることができました。

教職課程内の実習へ

教職課程も進むと

特別養護老人ホームへ実習へ行く機会があり

初めて認知症の存在を知る

その施設では認知症の有無によってテーブルが分かれており

実習が始まったときはなぜテーブルがわかれているのかわからなかったですが

話かけてもテーブルにふせて

うるさい!と大きな声をだし

職員さんがお茶を持ってきても手を払ったり

違う方はずっと同じ昔の話を初めてする話しのようにずっと聞かせてくれたり

家に帰らなきゃと玄関に行こうとしては職員さんになだめられており

今まで生活してきた中で出会ってきた車椅子の人といえば

大体が専用の車椅子でスキーやバスケット、テニス、スケートをして

下は10代、上は40代くらいで

武者修行でカナダに行ったりするくらいのかなりアクティブな方々だったため

認知症や介護施設を知らなかった私にはあまりに衝撃的で

将来的に自分がなる可能性、家族がなる可能性

介護をしながら仕事をする可能性を考えると

今やるべきは

介護の勉強を1から始めて将来の為に勉強していく事ではないかと思うようになりました。

大学3年の就活

いろんな業種の説明会へ足を運んで

話しを聞くも

実習で感じた衝撃は無く

介護業界と教員に絞って

就活では主に介護業界の特別養護老人ホームや有料老人ホーム

株式会社の大手、ベンチャー企業、グループホーム

中にははっきりとは言わないまでも

明らかに男性は採用する気がない事を

説明会中に話してきたり

自分たちは選ぶ側だからと就活生を馬鹿にする様な企業もありましたが

まわっているうちに

行きたい企業に共通する点があり

1つの会社で多くのサービスを運営して

入社したら多くの経験や知識を得ることのできそうな

株式会社の大手に就職を決め

在学中にヘルパー2級を取得

大学卒業とともに私の仕事としての介護人生がスタートすることになりました。

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