施設長としての介護

ヒストリー

異動後

新卒として配属になり約6年間お世話になった施設を離れる事になりましたが

更なる自己成長やさらに周りから頼られる存在になりたいと思い

同じ事業ではあるものの施設長に昇進しました。

新しい職場の最初の1週間は前施設長がしっかりとついてくださり引き継ぎが中心でした。

前施設長が都度意識をしている所や環境整備、書類の扱い方、倉庫の案内、鍵の案内、利用された方の実績の対応、国への請求、利用された方への請求といったお金の事、地域の挨拶回り、会社への売上報告、居室管理の仕方、事故があった時の自社や保険会社への対応、面接の対応など

施設運営に関することを1から叩き込まれ

毎日朝5時に起きて電車に乗って出社し

昼休憩も急いで食べてすぐに仕事に戻り

帰ってくるのは毎日日付を超えてから

店舗運営は24時間365日のショートステイということもあり

休みの日でも必ず1回は事業所から連絡があり

上司からのメールの対応

すぐに返信をしないと電話がかかってきて

「もっと早く対応しないと・・・」など

正直休みが休みではない状態でした。

時間に追われる日々

出勤をしても次から次に来る電話の対応に追われ

本来やらなきゃいけない業務は

基本的な業務の終わる18時から電話が鳴り止んで取り掛かれるような状況で

18時から本来当日の9時からの仕事に取り掛かっていました。

月の業務と業務の間で月に2.3回くらいは急ぎの業務がない日があり

キリのいいタイミングで早めに帰宅したりすることで

バランスをとっていましたが

それが気に食わない職員もおり

口論になったり、無視してきたり

毎日ぎりぎりな状況な中で日々の業務に追われておりました。

異動して半年後

施設長になって半年した頃

私を昇進してくださった役員の上司と面談する機会があり

現状を伝えていく中で

普通に話す事ができなくなったり

涙が堪えられなくなったりと

かなり精神的に追い込まれていることに気付きました。

自分を見直していくと

今までは仕事の日も休みの日も大体1日1万8000歩ほど

歩いていた距離が

休みの日どころか仕事の日の歩数が

一日1000歩もいってなかったり

休みの日も運動できず

身体的にも人生の中で一番不健康な状態であることに気付きました。

気付いてからは

時には電車のホームに吸い込まれそうになったり

少しの時間でも何かに捕まっていないと

立っているのも難しかったりという精神状態で

肉体的にも精神的にも限界を感じ

上司との面談を行い

これ以上は勤務することが難しいと話し

急ではあるものの1ヶ月間強制的に公休と有給で休みを取ることになりました。

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