介護施設でありがちな失敗

日常

はじめに

みなさんは介護での失敗と聞くとどんな事を思い浮かべますか?

介助中の転倒、誤薬、利用者さんの忘れもの、職員間だと申し送り忘れなど

上げ出したらキリがないほどあります。

今回は

①介護での失敗の考え方

②介護施設でありがちな研修の失敗

を紹介することで新しく介護施設で働こうと思っている方や長年介護施設で働いてきている方に

再確認として伝えていきたいと思います。

①介護での失敗の考え方

介護に限ったことではありませんが誰もが初めて行うことは

手探りでトライ&エラーを繰り返し行うことで

効率や質の向上をしていくことができます。

介護でも資格習得のために座学や実習

介護施設ではその施設のやり方を知るために

先輩職員と一緒に介助をして勉強します。

実際にケアを日々の業務で行い、いろんな方と接しトライ&エラーを繰り返すことで

初めて本当の意味で先輩の言葉を理解したといえます。

同じ間違いをしないように考え、情報を共有し

次に繋げていくことが成功であり成長、一番大切です。

②介護施設でありがちな研修の失敗

介護施設でよくある研修の失敗を1つ紹介します

「先輩社員と一緒に研修者がひとり分の業務を行う」

大体の施設ではルールや研修の流れは決まっておらず

「臨機応変」と言ってしまえば聞こえは良いですが

「行き当たりばったり」「その場しのぎ」研修担当者次第となっているところが大多数です。

研修段階で1人分の大変な業務を先輩が気を遣って手伝ってしまい

いざ1人で業務というときに今までは先輩と一緒だったから業務量が半分で終わっていたものが

1人になった時のやり方や時間配分を研修しておらず教えてももらえておらず

何の意味もない研修になってしまうということがよく起こります。

結果、新しい人が育たない。すぐに辞めてしまう。こう言ったことにつながります。

本当は研修担当者の教え方の問題なのに新しい人が悪いようにいうことは珍しくなく

無駄に1店舗の歴が長い職員に限って

あたかも自分は悪くないかのようにいうことはありがちです。

私の経験上見てきた8割は注意していないと↑のような研修になるパターンが多いです。

🌟先輩は限界まで研修者を見守る🌟

🌟できる限り自分1人でやっていくことができるようにする🌟

介護の基本と同じです。

みなさんが利用者の方にできるだけ自分でできることは継続してできるようにサポートするように

できる限り勉強している新しい職員にも同じように自分1人でできるようにサポートしていきましょう。

仮に出来なかったことがあった場合には

その日の研修の最後に時間を作り、きちんと研修者の感想やここがよくなかったと思うと感じている所を受け止めそれに対して答えた上で一緒に考えましょう。

また、都度口を出して少しやり方が違うだけで指摘してくる方もいますが

覚える側としてはその日が終わった頃には最初の方で言われた指摘は

研修を受ける側としては怒られていたということの印象が強くなり

身にならない指摘となってしまう上

指摘された方はやる気の低下につながり

何をするにもビクビクとしながら自信なく業務を行うようになってしまいます。

先輩として指摘はその日の最後に時間を作り振り返りで行い

基本的にはみんなが明るく元気に

仕事に取り組めるように声を掛けていきましょう。

まとめ

介護施設に入ってすぐは大体の場合研修期間があります。

明るく元気に積極的に行動し

仕事の流れやその施設でのやり方を学び

必要があれば介護技術を学んで

失敗を恐れずに

先輩職員は誰かが失敗してしまった時は1人の失敗にはせず

みんなの失敗として捉え店舗の課題として

失敗は成功に変えていくことで

明るく活気のある環境を作っていきましょう🎵

コメント

タイトルとURLをコピーしました